シリーズ　“コロナに負けない”　南区から発信⑤

　サロン・フレンドリー ～ 真駒内泉町F団地は 新・生活様式で　　　

　真駒内の道営住宅Ｆ団地が主催するサロンは、毎月土曜に住民が泉町会館に集まり楽しいおしゃべりの時間を過ごしていました。

　コロナ禍では、参加者どうしの距離が適正に保てない心配があり、会場を屋外へ移しました。

　住民の手で団地内に大きな花壇を作り、住民の心安らげる場にしようと考えました。

　花壇づくりは予想以上に手間がかかりますが、楽しみながら参加できると好評でした。

　

　“土いじりなんてここ数年やらなかった”、“きれいな花が咲くと達成感がありますよね”と参加者の感想を聞くことが出来ました。

　花壇には色とりどりの花が咲き、多くの植物が植えられました。

箒（ほうき）草と呼ばれるコキアは赤く色づき秋に収穫され、文字通り、箒に変身するのです。

手作り箒は、それぞれの自宅で使われているそうです。

●プログラムの内容を調整する

　　参加者が密着して行うレクリエーションや、大きな声を出すプログラムは飛沫感染のリスクが高いと言われています。

　しばらくの間はこれまでの内容を控えて、屋外のプログラムへ変更。

　“集まれない”のではなく、“集まれる方法”を見つけた素敵な実践例ですね。