【令和6年6月更新！】第2層コーディネーター訪問記＊第１包括エリア

令和6年5月　東北地区・「コスモスの会」訪問

　令和6年5月30日(木)、東北会館で開かれている「コスモスの会」を訪問してきました。
　ふれあい・いきいきサロンの平成27年度登録サロンで、ハンドベルの演奏を中心とした交流の場として、月2回のペースで開催中です。コロナ禍もあり、人数が減った時期もあったものの、人が入れ替わって集まってきて、現在のメンバーは9名。
　ハンドベル演奏のきっかけは、以前、他の団体が使っていたハンドベルが会館に眠っていたのを見つけ、やってみようと始めたところからだといいます。

　この日は、それぞれに、担当音のハンドベルを持って、順に、ドレミファソラシドを鳴らしていくウォーミングアップから始まり、新たに挑戦する「チューリップ」の楽譜を共有後、「The Rose」を中心に練習。メロディーやテンポを覚えるために、皆で、ドレミで歌ってみる場面もあり、通しで合わせた後は、「テンポをゆっくり」「音符が込み入ってくると焦ってくる」などの感想を交わしながら取り組まれていました。イベント等の出し物で披露されているというだけあり、前から演奏している「エーデルワイス」や「ふるさと」は本格的な腕前で、顔なじみのメンバーで和やかな中にも、真剣な面持ちで臨んでいる姿が印象的でした。メンバーの楽譜には、自分の担当ベルの箇所に蛍光マーカーや書き込みがあったり、練習を積んできた努力の一端が垣間見られました。
　リーダーの小幡氏は「音楽に国境も年齢もない。難しい知識もなく、ピアノのような楽器でもなく、小さいベルを使って音が鳴るので、音楽が好きな人が集まっている感じ。認知症の予防にもなり、皆の顔を見て話をするいい機会にもなるので、今後も続けていきたい」と話してくれました。

　共通の関心事を通じてつながる場として、とてもよい雰囲気が伝わってきました。温かく迎えてくれたコスモスの会の皆様、誠にありがとうございました。　　

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