【職員インタビュー】働きながら成長することができる職場です（サービス提供責任者）
訪問介護
介護事業部 西ヘルパーセンター
サービス提供責任者（主任） 宮田 瑞穂
入職８年目 第２種専門職員（取材当時）
社協で働くきっかけは？
入社を決意した「決め手」は何でしたか？
更に「仕事のスケジュールをある程度自分で決めることが出来る働き方（第５種嘱託職員）」というのが決め手になりました。
あなたにとって今の職場は、どんな職場ですか？
私はサービス提供責任者ですが、それ以外にも小学校での車いす体験実習や地域の介護に関する研修会等にも参加しています。また社協を代表して福島県へ災害ボランティアとして派遣されたこともあります。他の訪問介護事業所では体験することの出来ないような活動に従事できるのは社協だけではないでしょうか。特に社会貢献活動に関心のある方にとっては魅力的だと思います。そして研修制度や資格取得の支援制度も充実しています。私は介護福祉士の資格をもって入職しましたが、初任者研修から介護福祉士へスキルアップしている仲間も沢山います。働きながら介護の知識や技術を身につけることができ、自分がスキルアップしていることが実感できる職場です。
現場に入って戸惑ったことや失敗したこと、大変だったことはありますか？
利用者様から依頼された「たち(真鱈の白子)の味噌汁」が作れませんでした。「たち」は触った事がなく完全にお手上げで。正直に利用者様に伝えたところ「こんな物も作れないのかい」と言いながら作り方を教えて下さいました。今でも訪問すると「あんたは味噌汁も作れなかった」と笑われています。
他にも１人分調理したつもりが５人分の量だったり、紙おむつを洗濯してしまい洗濯物がポリマーだらけになったりと色々失敗もしましたが、その都度先輩がたすけてくれたので困ったことはありませんでした。今は主任としてトラブルが起きた時に誰も困らないよう迅速に対応する事を心掛けています。
どんなスタッフが多いですか？
例えば１人の利用者様について「あのようにした方が安全だ」とか「このようにした方が立ちやすい」などと話すのですが、この時はキラキラというかギラギラで、この仕事が心から好きでなければこうはならないなといつも思います。
お客様と接する上で意識していることは何ですか？
私達がお手伝いし過ぎると、利用者様の「自分で行う機会」が減ってしまいますので、利用者様が「出来ること」を奪ってしまわないように気を付けています。それから私達の何気ない一言が利用者様の気持ちを大きく左右してしまう事があるので「お声掛け」にも気を使っています。
利用者様に寄り添う気持ちを持ちつつ、専門職として適度な距離感を保つことを意識しています。
仕事で嬉しかったことは何ですか？
利用者様から「ありがとう」というお言葉を頂いた時がありきたりですが一番嬉しいですし、ご家族から相談される時は「頼られている、もっと頑張らなきゃ」とモチベーションが上がります。
また、多職種と連携して支援する時は「全員で利用者様を支えている」という一体感、そしてその連携した支援で、利用者様に良い変化があった時には大きな達成感があります。
ヘルパーは利用者様の生活に密着しての支援なので、最も身近な支援者でいられることは私達にとって喜びであり、やりがいに繋がっています。
休日はどんな風に過ごしていますか？
愛犬の散歩、ヨガ、テニス、スノーボードが大好きで、あまり家にじっとしていることはありません。基本は体を動かしていますが、パン講師の資格を持っている同僚に教えてもらい、１日中パンを焼いたりケーキを作ったりしている事もあります。もちろん、家事も滞りなく行っています。
目標や将来の夢などはありますか？
現在はヘルパーセンターの主任職として利用者様のケアやセンター運営に従事していますが、社協は地域の困りごとを解決することが使命ですので、今後は地域に根差した活動にもより多く参加し貢献したいと考えています。また私が担当している地域も高齢化が進み、施設へ入所される利用者様もおられますが、私達の支援で一人でも多くの方に「自宅で、自分らしく、自立した」在宅生活を続けて頂くことが最大の目標です。
これから入ってくる仲間にひとこと
社協は職員数が1,300人を超えるとても大きな組織で、部を超えて多くの仲間が出来るのが魅力だと思っています。利用者様の笑顔はもちろん、信頼できる上司や先輩、同僚も多く毎日がとても充実しています。訪問介護が未経験でも全然大丈夫。入職当時、上司に言われた「コツコツがコツ」で私も多くの事にチャレンジしながら続けることが出来ています。皆さんにお会いして私からも「ちょっとしたコツ」をお伝えできる機会があれば嬉しいです。
お問い合わせ先
札幌市社会福祉協議会 総務部職員課
０１１－６２３－００１０
