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学生レポーター通信【齋藤 朱音のレポート】

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夏を乗り切る方法をお伝えします!

2019年7月31日

レポーター:齋藤 朱音

夏を乗り切る方法をお伝えします!

みなさんこんにちは。
今週に入ってから気温がぐっと上がり、暑さに苦しめられている人も多いかと思います。
今回から、社協福祉総合センター内にある情報センターの資料(主に本になります)を実際に読んでみて、そこから福祉について考えるということをしてみたいと思います。
(次からこの企画に名前を付けようかな…)

今回のテーマは 「衣食住」 です。
生きるにあたってなにより欠かせないことですし、とても身近なテーマです。
それでは、本の内容を一部紹介したいと思います。

・NPO法人おばあちゃんの知恵袋の会『エアコンがなくても大丈夫 夏を涼しく! おばあちゃんの知恵袋』(大和出版、2011年)
 昔ながらのおばあちゃんの知恵で夏を乗り切る!今の時期、誰もが知りたい方法です。
この本ではそんな情報を、「涼しく暮らす」、「夏バテを防ぐ」といったテーマに分けて紹介しています。
私が試してみたいと思ったのは、扇風機の使い方です。
部屋のドア・窓を2カ所以上開け、扇風機を「部屋の外」に向けると、部屋にたまっていた暑い空気が逃げ、別の窓から涼しい風が入ってくるのだとか。
また扇風機を上向きに回すことで、床にたまっていた冷たい空気が対流して部屋がすぐに冷えるそうです。
ほかにも「暑さをしのぐ服」、「日焼けした後は」など様々な情報が載っています。

・弘兼憲史『弘兼流 60歳からの楽々男メシ』(マガジンハウス、2017)
 あの有名なマンガ『係長島耕作』の作者、弘兼さんが、自身の料理体験の中から編み出した「男性向け料理のススメ」です。
男性ならではの料理を楽しむポイントが載っていて、今まで魅力を感じなかった方も、始めるきっかけになるかも知れません。
基本からアレンジレシピまで載っていて、勿論女性でも楽しむことができます。
「季節の定番メニュー」の部分にはゴーヤを使ったレシピも紹介されています。
ぜひお試しください。

 さて、これがいったいどのように福祉とつながるか、という話ですが、これは全て私の祖父を見ていて感じたことを基にしています。

夏、室温が25度を超えているのに長袖を何枚も重ね着していることはありませんか?
高齢者にありがちなのですが、熱中症の危険が非常に高くなります。
2017年の厚生労働省のデータによれば、熱中症で亡くなった方の実に78%以上が65歳より上の方だったということです。
そしてこれは本人が気づいていないことも多くあるといいます。
家族の方などがちょっと見てみて、気温に合わない服装であれば声をかけてみることをおすすめします。

また、高齢者の食生活というのも大切なことです。
弘兼さんがこの本に書いていましたが、70歳以上の奥様が先に亡くなられた男性の平均寿命は短く、この最たる原因は食生活の乱れだそうです。
また、祖父は食生活からくるお通じの問題で、動けなくなるほど大事になってしまいました。(今は体調も戻り、リハビリに散歩を日課にしています。)
自分の生活のためにも、男性でも、高齢であっても、食・料理への興味を持ち続けて欲しいと思います。

 以上、衣食住に焦点を当てていろいろ考えてみました。
自分でも見直さないと、と思う部分がいろいろ…
次回もまた何かテーマを見つけて、読んでみたいと思います。



*写真は学食で出た「盛岡冷麺」です。
みなさんは、もう夏らしい物を食べましたか?
私は、そうめん、冷や麦、冷やし中華、スイカ、メロンはすでに食べました。
後は何を食べていないかな…?

市社協の担当さんからのコメント

本当に暑い日が続いていますね。
齋藤さんは夏バテしていませんか?

熱中症予防には何といっても正しい水分補給が大切ですが、一日に摂取する水分のうち、
食べ物から得る水分が大きな割合を占めているので、低栄養状態の方は脱水を起こす危険性があるようです。
夏の暑さ対策と食生活は大きく関わっているのですね。

特にお一人で暮らしているご高齢の方には、周囲で気にかけていくことが重要ですね。
齋藤さんのお祖父さん、お元気になられて本当に良かったです。

この暑さはまだしばらく続くようですが、お互い体調には気をつけて夏を乗り切りましょう。
まずは扇風機の使い方、早速試してみたいと思います。

齋藤 朱音のレポート

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