【令和5年度】北区第2層生活支援コーディネーターの活動報告
ひとり暮らし世帯や支援を必要とする高齢者が増加する中、誰もが住み慣れた地域で安心して暮らせる地域づくりをめざして、生活支援コーディネーターは日々活動しています!
北地区 札幌創成高等学校 「社会福祉雪かき」に同行しました。
2月17日(土)に、札幌市社会福祉協力校である札幌創成高等学校の生徒会が主体となって、「社会福祉雪かき」が行われました。当校では、北区社協を通じて「ボランティア除雪」への参加を考えていたところ、生活支援体制整備事業へ賛同いただき、学校独自の地域貢献企画となりました。生活支援コーディネーターも企画段階から打ち合わせに参加し、除雪を希望されるお宅を調整しました。
当日は生徒会の1,2年生16名が2グループに分かれて学校周辺にある計6軒の雪かきを行いました。数日前からの暖気で雪か重く固まっており、高校生たちは、作業に苦戦しながらも、日頃お世話になっている地域住民の方に向けて恩返しをしたいという気持ちを込めて、一生懸命除雪を行っていました。
危なくないように雪に階段をつけたりと工夫もし、ついでに重たいものを物置に移動するお手伝いもしていました。
除雪をしてもらった住民の方からは「高校生にこんなにきれいに除雪をしてもらってうれしい」という感謝の言葉や笑顔がたくさん見られました。当日はテレビ局の取材も入っており、生徒の皆さんの一生懸命な取り組みが取り上げられました。
生活支援コーディネーターとして今後も地域の中での社会資源等を把握し、困りごとに合わせて支え合い活動を推進していきたいと思います。
健康促進 シルバーわくわくスタンプラリー イベントを開催しました!
10月16日(月)から31日(火)の間で北24条商店街振興組合、介護予防センター新道南、北区社会福祉協議会 第2層生活支援コーディネーター共催のシニア向けイベント「健康促進シルバーわくわくスタンプラリー」を開催しました。このスタンプラリーの事業はもともとコロナ禍において外出する機会や、人と会う機会が減少してしまい引きこもりになりそうな中でも、人との関わりを絶やさないようにと始めた事業で、今年で3回目の開催となりました。今年は初めての試みとして協賛イベントを開催しました。10月24日(火)に24広場の前で午前・午後の2部制で行い、両部合わせて22名の方が参加されました。今回はリハビリ専門職の団体である「地域リハねっと札幌」の皆さんに講師としてお招きし、30分間正しい歩き方の講話を行っていただいたき、そのあとみんなで商店街を歩いて巡りながらスタンプラリーを行いました。 講話の中ではウォーキングの必要性のお話や、かんたん運動機能チェック、準備体操なども行っていました。当日は天候にも恵まれてみんなで外をウォーキングするには絶好の日和となりました。当日参加された方々からは「電車の中になかなか入る機会がないのでとても貴重な経験をすることができ、楽しいひと時を過ごすことができた」などとお話しておりました。
イベント終了後にはそのまま楽しく商店街にお買い物に行かれている方もいらっしゃいました。コーディネーターとしても地域住民の皆さんから様々なお話を聞くことができ、今後の活動や地域の支え合いのしくみづくりにも生かしていきたいと考えております。
今後も地域住民の皆様とお話する機会を設け、地域の中の支え合い活動を推進していきたいと考えております。
新琴似地区 新琴似六番通第三町内会 交流会に訪問しました。
9月12日に新琴似地区の六番通第三町内会で開かれる交流会に訪問させていただきました。前半は近くの保育園児との交流があり、保育園児から歌や踊りの披露や、参加者と一緒にボールを使ったゲームを行う場面も見られました。
また後半は福祉の会の会員の皆様同士で楽しくお話をしながら交流を行っている様子が伺えました。その中で生活支援コーディネーターはどのような役割を行っているのか、地域の皆様とどの様な関わりを行っているのかなどお話しさせていただきました。
久しぶりの開催ということでしたが、皆さんとても素敵な笑顔で楽しそうに参加されている姿を見ることができ、改めて顔を合わせて人と話す機会の必要性を感じました。
拓北・あいの里地区 「地区社協ふれあい交流部情報交換会」への参加(8/25)
令和5年8月22日(火)に北区介護予防センター茨戸の呼びかけで、拓北・あいの里地区社協ふれあい交流部と福祉関係機関(北区保健福祉課・北区第2地域包括支援センター・北区社会福祉協議会)で、「高齢者の社会参加を通した介護予防」をテーマに勉強会と情報交換を行いました。地域交流の活動を行っている「ふれあい交流部」からは、コロナ前に比べると足が遠のいている人が多いことや、集いの場で久々に顔を合わせたら「元気?」「どうしてた?」と会話もはずむため、「ひとりでも多くの方に参加していただき元気に過ごして欲しい」というお話がありました。また「地域で活躍されている人は元気だ」という話題もあがり、生きがいや役割を持って暮らすことの大切さが話し合われました。太平百合が原地区 生活支援推進連絡会の開催(8/1)
令和5年7月26日(水)に太平百合が原地区会館で第1回目の生活支援推進連絡会を開催しました。令和5年度に太平百合が原地区社会福祉協議会で生活支援に関わる担当になられた理事の皆さんにお集まりいただき、生活支援体制整備事業の説明や、これまでの協議体の情報を共有しました。そして皆さんからは、日ごろの活動から感じられた「活動のやりがい」や「活動を広めていくために大切だと思うこと」などをお聞きしました。いただいた情報やお考えは、コーディネーターの活動に活かしていきます。
生活支援ボランティア「サポートたいゆり」の活動(7/11)
篠路茨戸地区のコミュニティカフェ(6/22)
篠路まちづくりテラス和氣藍々(外観)
スタッフのみなさんが温かく迎えてくれます
左から はるかさん と ヒロキンさん
麻生地区 北老人福祉センター「館内ボランティア」再開(5/22)
札幌市北老人福祉センターでは、コロナの影響で3年間お休みしていた館内ボランティア「あさボラ」が、5月17日(水)から再開しました。この日は、敷地内と隣接している麻生緑地のゴミ拾いを火ばさみ片手に30分間行いました。一見、施設の周りにはゴミなど無いようでしたが、春になって伸びた草の間にゴミが落ちていました。以前から活動をされていた参加者は、慣れた様子であっという間に手持ちの袋いっぱいにゴミを集めていました。この「あさボラ」は事前申し込みの必要がなく、気軽に参加できます。これから月に1回のペースで開催される予定ということです。
篠路茨戸地区 資源の把握「くろだ商店」(5/8)
篠路茨戸地区 偶然出会えた社会資源とニーズ(4/14)
社会資源の把握のために、篠路茨戸地区の店舗などをまわっています。昨年12月にオープンした「こまどりストアー」へ向かったところ、「札幌市北区配達・訪問サービス一覧」に掲載してある「アカツキ交通」の車が駐車場に停まっていました。
高齢のお客さんの乗車をお手伝いしているのは、とてもさわやかな笑顔の女性ドライバー、福屋梨沙さんです。昨年、タクシーやバスなど旅客運送ができる「第2種運転免許」の受験資格が緩和されましたが、福屋さんは、その第1号として運転免許を取得し、大学卒業後すぐにタクシー会社へ就職したことで、テレビや新聞で紹介されています。そのため、コーディネーターも彼女を知っておりました。
お声がけをさせていただくと、お客さんは「いつもタクシー会社に電話をすると、すぐわかって来てくれる。買い物の荷物があるから、すごく助かるの」とお話をされていました。お客さんの嬉しそうな顔と、そのお話を丁寧に聞いて接する福屋さんの姿を見て、とても温かな気持ちになりました。高齢になっても自分らしい暮らしを続けるために、重たい荷物を運んだり、外出したりする時には、お手伝いが必要になってきます。企業を含めた地域のみんなで支え合う生活支援体制整備事業が広がるように、コーディネーターは取り組んでいきます。
お問い合わせ
札幌市北区社会福祉協議会
001-8612
札幌市北区北24条西6丁目 北区役所1階
電話:011-757-2482
FAX:011-737-7270