白石区＊第２層生活支援コーディネーターの活動報告＊2023年度

北東白石地区（2023年10月11日）

　2023年10月4日（水）東川下記念会館で開催された、シニアサロン「和み」に訪問してきました。

　平成29年10月に登録。活動当初は代表者宅を開放し地域住民が気軽に集まり、おしゃべりや季節行事を楽しめる場を作りたいとの思いから立ち上がりました。現在は開催場所を町内の会館に移し、身体を動かしたり脳トレをしたりといった活動をメインにしています。

　メンバーは60代後半から80代後半までの女性がメインで、常に平均16・7名の参加があります。月2回（第1・3水曜日）の13：00～14：30まで開催中です。参加費は1回につき200円となっています。

　この日は、運営役員を含む21名が参加。愛唱歌である、さだまさしの「たくさんのしあわせ」を小さく口ずさみながら振付を踊り、その後2名いた見学者の紹介が代表の小林さんからありました。

　スタートはラジオ体操第1・2で、次に介護予防センター川下による『ふまねっと』が実施されました。後半になってくると、手拍子や歌を歌いながらの動きになり、同時にいくつもの動きをしなくてはならなくなったことで、苦戦されていた方もいました。しかし、クリア後は皆さん笑顔でハイタッチを交わしたり、「その調子だよ～」「すごいじゃない！」などといった声掛けや、「一緒に足が出ちゃった～難しいね～」「さっきもこのマス踏めなかったのよね～」といったおしゃべりが聞こえ、終始笑顔が絶えない様子でした。



　活動について、前代表の本間さんは、「本サロンへ参加されている方はほとんどが一人暮らしだが、参加してくれることで、閉じこもりの防止や安否確認、仲間づくりや雑談をとおした情報共有ができる場になっている。」と話してくれました。コロナ禍でも名簿を活用した安否確認や声掛けを行って、つながりを絶やさないよう活動されてきた前代表の想いが伝わってきました。

　また、「以前警察の方に特殊詐欺に関する研修を行ってもらったことがあるが、サロンはちょっとした雑談が詐欺などの犯罪被害にあうことを未然に防ぐことができる場となると思っている。今後も長く続けていきたいと思っているので、引き続きよろしくお願いしたい。」とも話してくださり、活動継続への強い想いを聴くことができました。

　誰かとおしゃべりをしたい、身体を動かして介護予防に取り組んでみたいという方は、ぜひ一度、まずは見学からでも足を運ばれてみてはいかがでしょうか。