白石区*第2層生活支援コーディネーターの活動報告*2024年度
【北白石地区】北郷東町内会主催 娯楽の日
10月3日(木)北郷東会館で開催されている「娯楽の日」を訪問させていただきました。北郷東町内会主催で、地域にお住まいの方や認知症を抱えている方など気軽に集まれる集いの場となっています。体操をはじめとして茶話会や脳トレ、ゲーム、麻雀等の多彩な取り組みを行っています。
冒頭、生活応援ボランティア「ひだまり」の荒井さんによる健康体操から始まります。荒井さんの掛け声に合わせ参加者の皆さんは集中して体操をされていました。
体操後、脳トレ、ゲーム、麻雀に分かれて活動となり、自然と参加者同士で会話が弾み、笑い声や笑顔あふれる和やかな雰囲気となりました。
認知症の心配されている参加者より「月2回の娯楽の日を楽しみにしている。少しずつまわりのことが分からなくなってきているが、ここに来るとみんなと会話ができて楽しい」という声を伺えています。サロン担当の東さんからは「住民が気軽に集まれる場になっている。メンバーも安定してきており、これからも工夫しながら開催を続けたい。」とお話しいただきました。
今後も地域の声を聞きながら生活支援ニーズ解決に向けて一歩ずつ取り組んでいきます。
【白石東地区】白石東地区社会福祉協議会主催 拡大研修
令和6年9月18日(水)、白石東地区社会福祉協議会主催の「拡大研修」が行われました。白石東地区社会福祉協議会役員や町内会長、老人クラブ会長等、約30名が参加し、福祉体験を行いました。
今回は、盲体験・片麻痺体験・車椅子体験について当事者・介助者の体験を行いました。白石・厚別・清田ヘルパーセンターの職員より介助指導をいただき、「動作のたびに声掛け(説明)をしてから動かす」「相手の動作に合わせて、できないところをお手伝いする」といった介助の基本を教えていただきました。参加された方より「〇〇な場合はどう介助したらいいの?」と積極的な質問が出る等、熱心に取り組まれていました。
いざという時に手助けできるように日頃から地域にどんな方が暮らしているのか気にかけ合うことも大切だなと感じました。
【菊水地区】上白石小ミニ児童会館 地域交流イベント
8月23日(金)上白石小ミニ児童会館で「菊水地区地域交流イベント」を開催しました。
住民の高齢化やコロナの影響など課題があり、子どもや親世代と高齢者との関わりが少なくなっています。地区での担い手養成に向け多世代間交流を促す取り組みの第一歩として、上白石小ミニ児童会館や菊水上町連合町内会・民生委員の協力を得て、区保健支援係・地域包括支援センター・介護予防センターと合同で開催しました。
お手玉・めんこ・こまの昔遊び、ぶんぶんごま・箸づかい練習・カードゲームなどを取り入れ、子どもたちや高齢者も目を輝かせて遊びや会話に夢中になっていました。参加されている方は「普段、地域の子どもたちと関わる機会が無いのでお話しできて楽しい」と仰っており、児童会館の松尾館長から「イベントを通じて高齢者の方に聞こえる声の大きさを配慮するなど子どもたちの成長を感じる事ができた」と喜びの声が聞かれています。菊水上町連合町内会の蠣崎会長からは、「子どもたちと高齢者が交流する機会となり、地域の子どもたちやお年寄りの笑顔を見られてとても良い」とお話しを伺えています。
これからも地域の方との関わりを通じて、生活支援ニーズの解決のお手伝いをさせて頂きたいと思います。
【菊水地区】D'グラフォート東札幌Vガーデン茶話会
8月27日(火)D'グラフォート東札幌Vガーデンで開催されている「サロンVガーデン茶話会」を訪問させていただきました。D'グラフォート東札幌Vガーデン町内会主催のサロンで、マンション内に住むすべての方を対象として、茶話会を中心に地区清掃や囲碁、パークゴルフ、地域研修等を行っています。
D'グラフォート東札幌Vガーデン町内会では、生活支援コーディネーターが発行している「みんなのくらしお役立ち手帳」を配架いただており、不用品・遺品整理やペットホテル・預かりなど地域資源の情報を活用いただいています。サロン担当の佐藤さんより「お役立ち手帳は困ったときに役立っている。様々な情報源が詰まっているのでぜひ活用してほしい。」とお話しいただきました。
今回の茶話会は介護予防センター『健康測定会』や地域包括支援センター『高齢者虐待講話』など多彩なテーマとなりました。参加された方からも「とても良い内容だった。住民同士がお話しできるのも良い。」と伺えています。
生活支援コーディネーターが発行する「みんなのくらしお役立ち手帳」は定期的に内容を更新しております。今後も、より多くの方にこの冊子を活用していただくため、皆様のご意見をお聞かせください。
【東白石地区】福まちふれあい入浴ツアー
令和6年7月23日(火)、東白石地区福祉のまち推進センター(以後、福まち)主催の「ふれあい入浴ツアー」に参加させていただきました。
地区内の75歳以上のお一人暮らしの高齢者を対象とした事業で約40名が参加されました。今年は東区にある「モエレ天然温泉 たまゆらの杜」へ行き、温泉や交流を楽しまれていました。
参加者より「いつも一人でご飯を食べているから今日は楽しい」という声や、「(ツアーに参加して)お友達ができたの」との声もあり、皆さん楽しく過ごされていました。また、「一人で暮らしていると家で倒れたときに誰が見つけてくれるのかな、と不安になることがある」との話を聞き、改めて見守り活動の大切さを感じました。
東白石地区福まちでは、75歳以上のお一人暮らしの方を見守りの対象とし、サロンや行事を開催しています。行事に参加することで、地域の方とつながることができ、見守りの機会にもなります。集いの場や行事に積極的に参加してみましょう!
【東白石地区】みんなのお茶の間くるくる訪問
令和6年7月9日(火)、「みんなのお茶の間くるくる」へ訪問させていただきました。同サロンは、開設から20年程になる長期で活動されているサロンです。
毎週火曜日に開催しており、毎回10名程度の方が参加されています。参加者がやりたいことをやる、手芸をしたい方は手芸をし、お話しをしたい方はお話をする。何もしないもOK、という自由な活動内容です。参加されている方も「ここはなんでも自由なの、自由が一番!」と仰っていました。
この日は、本郷商店街のお祭り「萬蔵祭」に飾る七夕の短冊を作成していました。この活動は町内会活動の一環でもあり、サロンでの活動が町内会活動/社会参加につながっています。
サロン代表の土橋さんに話を伺うと、サロンの決まりはエプロンをしない、の一つだけ、支援者と被支援者に分かれず対等な立場でいることが大事と考えているとのことでした。
自由に過ごしているのに仲間とのつながりを感じられるサロンでした。近隣にお住まいで興味のある方は、ぜひご参加ください。
~みんなのお茶の間くるくる~
・開催日:毎週火曜日 10:00~15:00
・会場:白石区本郷通8丁目南5―17
・対象:サロンの近隣住民
・参加費:100円(冬季は150円)
・お問い合わせ:白石区社会福祉協議会(861-3700)
【北白石地区】北白石介護予防支援フェア出展
7月4日(木)北白石地区センターで開催された「第17回北白石介護予防支援フェア」にボランティア活動PRブースを出展しました。
津軽弁でおなじみの古川亜優美氏による「津軽弁で楽しく笑って若返り体操」というテーマで脳トレや津軽弁ラジオ体操を楽しみました。講演後、地域包括支援センター・介護予防センター・区役所保健支援係などが健康測定ブースを設けて骨密度や脳年齢測定など参加された方々は興味深く過ごされていました。
ボランティア活動PRブースでは地域における担い手が不足していることを周知しました。参加された方より「近隣住民のゴミ捨て程度だったら協力してもよい」とお話しを伺えています。
今後も、住民同士が支え合える仕組み作りを目指して、今後も地域の皆さんの声をお聞きしていきたいと思います。
【白石東地区】いきいき・栄・健康サロン訪問
令和6年6月14日(金)、栄自治会集会所で開催されている「いきいき・栄・健康サロン」へ訪問させていただきました。栄自治会主催のサロンで、町内に住む高齢の方を対象としており、認知症予防麻雀、お茶会、手芸等を行っています。
栄自治会は、見守り活動が活発な町内会です。対象者をそっと見守り、同サロンや老人クラブ(茶廉慈倶楽部)を開催することで、参加者がお互いに見守り合っています。コロナ禍以降、集いの場への参加者が減少しているとの話を伺いました。その理由の一つとして、コロナの影響で閉じこもりがちになり、体力・筋力が低下したことで集会所まで歩いてくることができなくなった方が多いとのことでした。
会場の集会所は、エアコン完備で暑い夏でも快適に過ごすことができます。集いの場に参加することで、体力・筋力の維持にもつながります。
白石区社会福祉協議会では、白石区内のサロンの紹介も行っています。ぜひお気軽にお問合せください。
【菊の里地区】 サロンきらく訪問
令和6年5月21日(火)に菊水元町白菊町内会主催のサロンきらくへ訪問しました。
冒頭、白石区保健支援係 巽保健師より「菊の里地区における特定健診」の講話があり、生活習慣病を未然に防ぐために、普段受診している方も特定健診を受けて現在の健康状態を確認することの大切さについて話しがありました。みなさん興味深く耳を傾けていました。
続いて、フラダンスインストラクター 奥出麻理恵氏による「フラダンス体験教室」が開催されました。ハワイアンソングに合わせてゆっくり体を動かして、参加された仲間と楽しい時間を過ごされていました。
「サロンきらく」では参加者の皆様が楽しんでいただけるよう、役員同士で様々な企画を話し合い検討を重ねているそうです。自然とお互いに気遣いしている会話が伺え、支え合い活動の一歩として、つながる大切さを改めて感じることが出来ました。
今後も、サロンなど集いの場に参加させていただき、皆様からたくさんのお話を聞かせいただきたいと思います。
【東白石地区】 福まちサロン訪問
令和6年5月15日(水)、東白石会館で開催されている「福まちサロン」へ訪問させていただきました。東白石地区福祉のまち推進センター(略:福まち)主催で、この日は12名の方が参加されていました。
体操インストラクターを講師に迎え、タオルを使った体操や脳トレ体操を行いました。脳トレ体操では、先生の指示がどんどん難しくなり、できなくてみんなで笑ってしまうこともありましたが、楽しく体を動かしました。
体操のあとは、福まち特製の昼食をいただき、「○○さん元気―?」と声をかけたり、近況報告をし合っていました。また、近くの介護施設に入居されている方が初めて参加されていたのですが、「また来月もきてね」「次はお仲間も連れておいで」と声をかけており、仲間の輪が広がっていました。施設に入居しても地域とつながっている、とても素晴らしい場面でした。
お問い合わせ
札幌市白石区社会福祉協議会
003-8612
白石区南郷通1丁目南8 白石区複合庁舎1階
電話:011-861-3700
FAX:011-866-8999