栄西地区福まちで介護予防講演会が開催されました。
1月24日(火)に、栄42条会館で「介護予防講演会」が開催されました。前日からの降雪もあり足元が悪い中での開催となりましたが、地域住民の方を中心に57名の参加がありました。関心の高さがうかがえます。
栄西地区福まちでは「体操の栄西!」を合言葉に、健康づくりの活動に力を入れて取り組んでいます。
福まちの行事では、必ず全員でラジオ体操で体を動かしてからスタートします。
また、地域に住む介護福祉士さんがいらっしゃるときには「ソーラン体操」に取り組むこともあり、参加者のみなさんも会館に集まるときには体操をするんだということがすっかりと定着しています。
今年度からは、東区独自の取り組みである転倒予防体操「みんなのタッピー体操」の周知・実施にも取り組んでおり、今回の介護予防講演会は、このタッピー体操を監修された訪問看護ステーションポット東の小川部長から高齢者の転倒が及ぼす影響や予防するための体力づくりについてのお話がありました。
転倒を予防するポイントとしては、以下が挙げられていました。
1.加齢に伴う身体の変化の自覚をすること
2.正しい歩き方で歩くこと
◆夏~胸を張って背筋を伸ばし、かかとから足をつき、つま先をしっかりと上げて歩く。美しい歩き方で歩くことで、若く見えます。
◆冬~路面が滑りやすいため歩幅を狭く、足の裏全体で歩く。腰を落とし気味で膝を軽く曲げて歩く。
3.軽い負荷の運動を継続することにより、筋力を向上させること
その後、実際にみんなのタッピー体操を参加者全員で行いました。
伸ばしている部位を意識すること、呼吸を止めないこと、気持ち良いところまで伸ばしてみることを意識しながらやってみると、今まで何となくやっていた体操もより、効果的に行うことができました。
一日5~10分でも3週間継続することで、確実に筋力は向上するとのお話もあり、早速自宅で実践してみたいという方が多かったです。
みなさんも、ぜひ転倒しない体づくりに「タッピー体操」を取り入れていきいきとした生活を続けてみませんか?